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ランセシングアジア2006レポート<BOF編>
自分自身のキャラクター達を展示させていただくのは、今年で2度目になりました。
ありがとうございます…!すごく緊張しました…!
全体を見て。
感じたのは、どんなジャンルであれ、世界観を含めてそれぞれストーリーがキャラクターにあること。
キャラクターのデザインや特徴、性格一つにとっても、裏では大変な秘密があったり、
ナルホドそうかという設定が施されてるものが多くありました。
それは本やカットの中や映像や、いろんな場でふんだんに表現されて、
特に映像(動画)や立体的な再現をすることに関しては、年々増している気がしました。
キャラクターも活躍の場が増えて、まるでリアル世界で生きているような気になります。
確かにキャラクターに求められる「より身近に親しみやすく」という部分を追求していくと、
リアルな家族や友人のような存在であるのかもしれません。
「可愛いキャラがいます」という事だけでなく、その展開の多彩さに作り手による「つくりこみ的な面」が多く見られた点も、人間的に惹かれるものを感じていました。
加えて、男女や年齢差等、キャラクターを売り込む対象のユーザー層を限定させて、クセのある独特な世界を
持ったキャラが増えていたように感じました。
一見「ん?」と疑問を抱くようなキャラクターも、今では有りなんですね。
その「クセ」となる部分が、ターゲットのなるユーザー層には大きな魅力に感じられるようです。
人によっては嫌悪感を抱いたりするかもしれませんが、そこはそれ、といった感じ。
「知ってる人は知っている」という空気が漂うことすら、ファンにとってはニヤリとしてしまうのでしょう。
そんな気持ちは自分もなんとなくわかりますし。「レア」とか「個性」に反応する時代となった今にはピッタリなのかもしれません。狭く深いユーザー好みになったキャラは増えていきそうです。
キャラクターをロゴのようにしてファッションに取り入れた、アパレル系と融合されたサンプル品もいろいろ見ました。
同じキャラクターでもその融合先のアパレルブランドの毛色によって、同じキャラクターの雰囲気もかなり変わります。
偶然にもそのブースでは見知ったアパレルブランドが参加されていたため特に痛感したのですが、各々のブランドの色
とも上手く融合していました。
アパレル系に依存せず、既存の素材にプリントだけされたTシャツの印象とも、かなり違います。
プリントのクオリティーや素材そのもののこだわりが全く別(当然といえば当然なんですが)。
良い意味で「餅は餅屋」。得意な部分をひきたて合って相乗効果の仕上がりになっていました。
(アパレル系でないTシャツは、他のアパレルコラボTシャツと並べてしまうと同じキャラかと疑うくらい企業マーク的でした・・・)
あえてキャラクターグッズとして、普通にキャラクタープリントのTシャツを買うということではなく、ファッション的な
意味で服を買う感覚で、自然に元々はキャラクター目当てでもなかったユーザーをも取り入れることもできるのかもしれません。キャラクターもまたそうして、自然に身近な存在になっていきそうです。
海外のアニメーションはずいぶん日本技法の取り入れが進んでいるようでした。
見た目の雰囲気だけではなく、キャラクターそのものに対する考え方も変わっているようです。
予想以上に細かい設定をとった作品が多く、質の「深み」を作り出そうという雰囲気が感じられます。
日本のアニメ独特の細かな設定やキャラクター展開は、今後の世界アニメにおける共通テーマになっていくのでしょうか。
キャラクターに「人間味」があるのが、ジャパニメーションの魅力と、よく耳にします。
人間性がリアルに感じられ、親近感が沸くとのことなのです。
展示作品には今までの人気スーパーヒーロー達に混じって、一見普通の人間に見えるキャラクター達が面積を占めていました。見ていると確かに親しみやすかったりするのです。それが日本人視点なかもしれませんが。
キャラクターはどこまでユーザーの心を捕らえるのか、デザインのみではなく本質も今後求められていく大きなテーマと感じられました。
今回はそれを様々な方法でされているブースを見ることができて、作り側としても考えさせられました。
また、来年はどこまで進行しているかも、楽しみにしたい点です。
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